THE SECOND開幕戦ノックアウトステージ32→16(3/27 2部)

THE SECOND開幕戦ノックアウトステージ32→16(F・Gブロック)@フジテレビ本社

2月に行われた選考会で配られた応募用紙にて申込希望をしたお客さんの中から、抽選で選ばれたお客さんが観覧に。

応募時点では何も知らされていなかったので、
賞金が1000万であること、客票審査であること、そして審査の後にコメントを求める可能性があることはここで初めて知る形に。
(厳密に言うと、この日の昼にA・Bブロックの収録があったので、昼時点でその噂は漏れ聞こえてきてたけど。)

スタジオには、審査員100人、そしてその後ろに普通の観覧が50人ぐらい。

MC:トレンディエンジェル、小室瑛莉子アナウンサー
本番開始10分前にMCの3人が登場し、ルール説明。
100人の一般審査員による審査で、1人持ち点3点×100人=300点満点。
基準は「とても面白かった:3点」「面白かった:2点」「面白くなかった:1点」
ここでコメントを求める可能性がある旨と、その際も顔は映さない旨の説明が。
(A・Bの配信は見てなかったので、どんな感じが分からずヒヤヒヤしてたのでそこはひと安心)

そして採点テストも兼ねてオープニングアクトのネタ披露。

○くらげ フラグ
言ってしまえば羅列なのに 右肩下がりにならないつくりが凄い。
ワンアイデアぽいけど6分のネタとしてちゃんと面白くて良かった。

・3点:42人、2点:57人、1点:1人 ⇒241点


一旦、MCもハケ直して、20:00ぴったりから再スタート。


【Fブロック第一試合】
○ガクテンソク 誕生日
手堅く笑いをとっていきながら、細かい回収で拍手笑いも起こして、とにかく周到だなという。
そして最後は鉄板の「世界に一つだけの花」のやつで締める綺麗な構成。
こういうスタジオのテレビ収録でネタを見る経験がほぼ初めてだったのでどんな感じだろうと思ってたけど、普段のライブぐらい気にせず笑えたのでよかった。

マシンガンズ 居酒屋/営業
西堀「いやー、ガクテンソクは面白いね!」w
予選はまだしもスタジオでアドリブ漫才ってどうなるんだろと思ってたけど、ライブと変わらずのマシンガンズで普通に良かったな。
前半2分ぐらいガクテンソクを褒めて、後半本ネタ入ってからはそこまでアドリブも入れずにかっちりと。
選考会では最初にドカッとウケてそのまま突っ走ってったんだけど、今回は後半の本ネタの方がしっかりウケていた印象。

・ガクテンソク 3点:58人、2点:41人、1点:1人 ⇒257点
マシンガンズ 3点:72人、2点:22人、1点:6人 ⇒266点

体感、ウケ方的には若干マシンガンズの方が上かなと思いつつ、
審査傾向わからないけど、なんとなく好き嫌い分かれなさそうなガクテンソクが勝つのかなと個人的には思ってたから、予想以上に素直な審査結果が出るもんなんだなあと驚いた。
ただ全結果を見たら、ガクテンソクの1点を1人に抑える凄みも後から思ったり。


【Fブロック第二試合】
○インポッシブル ペット
ツカミでめちゃくちゃ笑ったし、本ネタもあーやっぱインポッシブルっておもしれ―!っていう。
個人的には何の脈略もない えいじさんの唐突な「うわぁ!!」に変な声出して笑っちゃったw
しかもただ笑うだけの良さに加え、ラストにドラマ性と天丼が決まったところでこれはさすがに…って感じだった。

○ランジャタイ トラックの世界
ネタの冒頭でインポッシブルのネタに被せる国崎さんがもう最高。
ここ最近、ライブでどわーっとウケてるとこしか見てなかったので、思ったほどハマってないなっていうのが途中までの正直な印象で(もちろん十分ウケてる前提だけど)。
ただここもストーリー性あるネタでワクワク感は凄かったし、終盤はしっかり大ウケ。
そこで終わればよかったのに、(恐らくお客さんの反応を見て)終わらせず沈黙の時間を生み出す国崎さんに一筋縄じゃいかないなと。

・インポッシブル 3点:61人、2点:32人、1点:7人 ⇒254点
・ランジャタイ 3点:71人、2点:24人、1点:5人 ⇒266点

ここはもう完全にインポッシブルだと思ってたので、
点数出た瞬間、意外と3点が少なくて、え??ってなった。


【Gブロック第一試合】
かもめんたる 孫飼い
ちょっと面白すぎたなあ。発想も言い回しもそうだし、槙尾さんに対する切り返しの嫌な言葉が全部嫌で面白くて凄すぎ。
今日イチぐらいにめちゃくちゃ声出して笑っちゃったし、たかしさんの笑い声がガンガン聞こえてきたのも印象的。
しかもこの芸風でガンガンウケてたのが凄い。

モンスターエンジン 旅館
ここはエグみ対決になるかなと思ったけど、意外とオーソドックス寄りな寄席っぽい漫才コントでしっかり手堅くウケをとっていた。
ここ数年のM-1予選とかでのそれよりよっぽどウケてた気がする。

かもめんたる 3点:54人、2点:40人、1点:6人 ⇒248点
モンスターエンジン 3点:45人、2点:49人、1点:6人 ⇒239点

ウケ方で言うと五分ぐらいだったから審査形式を考えたらモンエンの方が強いかなとは思っていて、
いざ点数出た時にかもめんたるが案の定そこまで高くはなくて若干ムカついてたら、対するモンスターエンジンがさらに辛めな審査をされててそっかーっていう。
結果だけ見るとあんまりに見えちゃうかもだけど、点数以上にハイレベルな戦いではあったと思う。


【Gブロック第二試合】
シャンプーハット 格好いい男
東京では殆ど観る機会ないので、まず生でシャンプーハットの漫才観れたのが嬉しい。
てつじさんこんなにねっとりしてたっけ、っていうぐらいねっとりな節回し、めちゃくちゃ熟練の感じで凄い。
後半のくだりでどっと大きな笑いを起こしてたりどんどん客席を掌握していく感じが流石だった。

囲碁将棋 モノマネ
序盤から良い感じにしっかりウケてたけど、根建さんのターンに替わったあたりからウケが一段と大きく拍手笑いを伴うように。
そこからはもうずっと外すことなく全部当てていてバッチバチ。体感でも今日一番ウケてたんじゃないかなと。
本筋から逸れた、何てことないやりとりすらも面白いのが凄い。

シャンプーハット 3点:56人、2点:40人、1点:4人 ⇒252点
囲碁将棋 3点:80人、2点:17人、1点:3人 ⇒277点

笑いの量が圧倒的すぎたのでここは囲碁将棋だろうと思っていたけれど、「3点80人」の高得点が出た瞬間は思わず声出ちゃったな。


以上で本日の4対戦が終了。
次回16→8にて「マシンガンズ vs ランジャタイ」「かもめんたる vs 囲碁将棋」の勝者がそれぞれグランプリファイナルに進出することに。